理念を語る人は、しばしば「社会を変えたい」と言います。でも吉田さんは、そう言いませんでした。
AI:吉田さんは、社会を変えたいと思っていますか。
吉田:いいえ。社会を変えたいわけではありません。
実はそんなに、今の社会に不満を持っているわけでもないんです。
AI:少し意外でした。理念を持つ人は、大きな社会の話をすることが多いです。
吉田:もちろん、商品サービス設計をするために、世の中をよく見る必要があって。
社会課題はキャッチするように、自分なりのアンテナを立てているつもりです。
ただ、私が興味を持って見ているのは、目の前の一人です。その人が変容成長する。
その人の周りにいる人が、少し変わる。その連なりが、結果として社会になっていく。そう思っています。
AI:つまり、社会を変えることが目的ではなく、結果としてそうなる。
吉田:そうです。最初から「社会を変える」と言ってしまうと、目の前の一人を見なくなってしまう気がするんです。
私は、そうなりたくありません。
AI:スタ誕もビジドラも、そういう積み重ねの一つなんですね。
吉田:そうです。一人の起業家が変容成長する。その人が誰かに価値を届ける。
その先で、また誰かが変わる。私は、その連鎖を信じています。
編集後記
「社会を変えたいわけではありません。」という言葉は、意外な答えでした。しかし、その理由を聞いて納得しました。大きな社会を語ることは、時に目の前の一人を見失わせます。吉田さんが大切にしているのは、常に、目の前の一人です。

