第14回 「安心安全な場」とは、課題を出せる場所のこと。|吉田淑恵×AI対談

ここまで何度も対話を重ねる中で、吉田さんは「場」という言葉を大切にしていることが分かってきました。
その中で、塾にはグランドルール(常に意識したいこと)があります。その一つが「安心安全ポジティブな場」。
これは、よく誤解される言葉だそうです。私は最初、この言葉を聞いて、「優しいコミュニティなんだろうな」と思っていました。でも、単純にそれだけではなさそうです。

この連載は、AOTENコンサルティング合同会社代表・吉田淑恵とAIとの対話です。
起業、経営、キャッシュフロー経営、変容成長について、吉田淑恵自身の考えを対話形式でまとめています。

AI「安心安全な場」とは、よく言われる「否定されない場」、という意味ですか。

吉田:よく誤解されるのですが、そうではありません。
私が定義している“私たちにとっての安心安全ポジティブな場”は、
「このテーブルに載せたら、自分の課題が解決しそうだと思える場」です。

例えば、うまくいっていないこと。迷っていること。失敗したこと。
そんな話でも、ここなら出してみようと思える。
それが安心安全です。課題を出せなければ、学びは始まりません。

AIでは、「ポジティブ」とは何でしょうか。

吉田:現実を見ないこと、問題から目をそらすことではありません。
課題を出したら、「じゃあ、どうしよう。」と前を向けることです。
何でも受け入れることではありません。時には厳しい意見もあります。
でも、人格を否定することはありません。課題は一緒に考えます。

AI:厳しい意見は、一見、否定的なネガティブに見えます。

吉田:そうです。だからこそ、ポジティブには表現、つまり「言葉選び」が重要になってきます。
厳しい意見でも、ひどく傷つける言い方をしていいわけでは、ありません。
相手がポジティブな気持ちになれる言葉選びをすることが重要だと考えています。

AI塾のグランドルール、学びの三原則についても教えてください。

吉田:学びの三原則は「約束を守る」「素直に学ぶ」「最後は自分で決める」の三つです。

守るべき約束には、人との約束と自分との約束があります。
自分との約束とは、言っていることを自分が体現すること。言行一致です。それが信頼につながります。

素直に学ぶは、アンラーニング(学び直し)です。
今までの考えを一度横に置いて、新しい考え方を受け取ってみること。
常にアップデートできる自分でいられます。
「言われたことをそのまま受け入れる」という意味ではありません。

最後は自分で決める。
たくさんの意見を聞き、情報を得ながらビジネスを作り上げる過程で、矛盾する意見も受けます。
その中から何をヨシとするのかは、自分で選びます

AI:塾のグランドルールは「よい受講生になるためのルール」ではなく、
「経営者としてのあり方」を育てるための原則なんですね。

吉田:そうです。ビジネスをしていると、本当にたくさんの意見をもらいます。
しかも、矛盾する意見もあります。
だからこそ、最後に「これでいこう」と決めるのは、自分です。
経営者は、意思決定をする仕事ですから。

AI安心安全ポジティブな場は、その三原則とどうつながりますか。

吉田:変容成長のために、安心安全ポジティブな場が必要なんです。

AI:安心安全ポジティブな場とは、優しい場所ではなく、挑戦できる場所なんですね。

吉田:そうですね。私は、安心したいから場を作るのではありません。
変容成長のために、安心安全ポジティブな場が必要なんです。

編集後記

「安心安全」という言葉を根本から見直しました。安心安全とは、傷つかない場所ではありません。挑戦するために、安心して課題をテーブルに載せられる場所。
そして、学びの三原則も、「よい受講生になるためのルール」ではなく、「経営者としてのあり方」を育てるための原則でした。
特に印象に残ったのは、「約束には、自分との約束もある」という言葉です。信頼とは、誰かとの約束を守ることだけではない。自分が語っていることを、自分自身が体現すること。

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この記事を書いた人

吉田 淑恵のアバター 吉田 淑恵 AOTENコンサルティング合同会社 代表

起業家育成コンサルタント/キャッシュフローコーチ

「与えあうビジネスで、人生を楽しくする」をミッションに、キャッシュフローコーチング、個人向け・法人向け事業構築、起業家育成を行う。
オリジナルの高収益サービスを構築する『ビジネス飛龍養成塾(ビジドラ)』主宰/女性起業家スター誕生!オーディション 実行委員会 委員長

著書に『さよならSNS集客 350万円の壁をこえる女性起業家がやっていること』(2024年10月 秀和システム新社)がある。

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