noteが53カテゴリに!あなたの記事は、どのトピックに入りますか

noteが2026年2月12日に、記事をおすすめするしくみを作り替えました。

半年以上前の話です。

それでも書きたいのは、この変更が「何屋か分からない人」に、いちばん効く話だからです。

note公式の告知には、こう書かれています。

> SNSでバズらなくても、フォロワーが少なくても、いい記事を書けば読みたい人に届く。

これ、書き手にとっては朗報に見えます。でも読み進めていくと、条件が一つ隠れていることが分かりました。

何が変わったのか

note公式の告知から、そのまま拾います。

1. カテゴリが53に増えました

「住まい・暮らし」「社会問題・時事」「ハンドメイド」など22のカテゴリが新しく追加されて、全部で53になりました。

2. カテゴリの下に「トピック」ができました

各カテゴリの中に、より具体的なトピックが表示されます。note内のトレンドに応じて毎日更新されます。

例として挙がっているのは、「子育て」カテゴリの中の「寝かしつけ」「育児あるある」「習い事」です。

3. おすすめが、カテゴリ単位からトピック単位へ

これまで「フード」「旅行・お出かけ」のようなカテゴリ単位だった表示が、「和食」「ドイツ旅行」のようなトピック単位に変わりました。

4. 「急上昇」セクションができました

note全体で投稿数が伸びているトピックを、最大5つ、日替わりで表示します。

5. 分類のしくみそのものが変わりました

ここが本体です。note公式はこう書いています。

> 今回の刷新では、AIによる新しいタグ付けの技術を導入しました。記事の内容をより深く理解し、ぴったりのカテゴリやトピックに自動で分類できるようになったため、興味を持ってくれるひとに届きやすくなりました。

新カテゴリページは現在Web版のみで、アプリには順次対応予定とのことです。おすすめセクションの表示にはログインが必要です。

noteは、ランキングを置きません

もうひとつ、押さえておきたい方針があります。

> noteはクリエイターが数字に追われず、本当に書きたいものに集中できる場所をめざしています。ランキングは置かず、代わりに読者一人ひとりに合った記事が届くしくみを大切にしてきました。

つまりnoteは、「上位に入る」という競い方をさせない設計を選んでいます。

順位で競わせず、合っているかどうかで配る。

ここまでが、note公式が発表している内容です。

ここからは、わたしの考えです

半年たったいま、これをどう読むか、という話をさせてください。

「フォロワーが少なくても届く」の、隠れた条件

朗報です。フォロワー数のゲームから降りていい、と運営が言っているわけですから。

ただ、届くためには分類されなければいけません。

53のカテゴリがあって、その下にトピックがある。AIが記事を読んで、ぴったりのところへ入れる。

ということは、入れる場所がある文章でないと、届かないということです。

ここで困るのが、何でも書いている人なんですよね。

今日は子育ての話、明日はビジネスの話、そのあと旅行の話。書き手としては全部つながっているんですけど、分類する側から見ると、どこにも入りません。

正確に言うと、どこかには入ります。でも毎回違うところに入るので、同じ人に届き続けることがない。

これ、前から言われていたことでした

わたしは、専門性を高めて「何屋さんか」を1秒で分かるようにしよう、とずっと言ってきました。

これまでは、人に対しての話でした。プロフィールを見た人が、1秒で分かるかどうか。

今回分かったのは、読み手がしくみに変わっても、同じことが起きているということです。

1秒で分かるように書いてある人は、しくみのほうも1秒で分類できる。 迷う人が見ると迷う文章は、しくみも迷う。

やることは変わっていませんでした。 変わったのは、やらなくていいことが1つ増えたことのほうです。

フォロワーを増やす作業は、ここでは要りません。

だから「noteに合わせよう」とは思いません

ここで「トピックに合わせて記事を書こう」という話にすると、また同じことの繰り返しになります。

急上昇のトピックを見て、そこに合わせて書く。翌日また見て、また合わせる。

それ、フォロワー集めと同じ構造です。 外にある基準に合わせているだけなので。

そして、しくみはまた変わります。半年後には別の形になっているかもしれません。合わせにいった人は、そのたびに作り直しです。

わたしが提案したいのは、逆です。

自分のトピックを、先に決める。

自分が何の話をする人なのか。そこを決めてから書くと、しくみが変わっても分類のされ方は変わりません。

53のカテゴリを見に行くのは、合わせるためではなくて、自分がどこにいるかを確認するためです。

note自身が書いていた、いちばん大事なこと

告知の最後のほうに、こんな一文がありました。

> インターネット上にAIがつくった文章がふえる中で、あなたの体験や思い、オリジナルの作品は、ますます貴重なものになっています。

これ、運営が自分で書いているんですよ。

分類するところは自動になりました。届けるところも自動になりました。

でも、分類される中身は、まだ人が書くしかない。

体験と、そこで何を考えたか。これは調べても出てきません。その人の中にしかない。

だとしたら、書き手がやることは、はっきりしています。

自分が見たこと、そこで引っかかったこと、そこから考えたこと。 これを書く。

「役に立つ情報」を集めて並べるのは、いちばん置き換えられやすい仕事です。置き換えられないのは、あなたが何を思ったかのほう。

数を積むのをやめた人に、追い風です

もうひとつだけ。

わたし自身、毎日SNSに投稿していた時期があります。あのころの月商は、2万円か3万円でした。

やめて、目の前の一人のお客様の声を聞いて、必要なものを差し出すようにしたら、半年後には年商350万円を大きく超えました。特別なことはしていません。基本に戻っただけです。

あのころ、フォロワーの数が全部だと思っていました。

いま、プラットフォームのほうが「フォロワーが少なくても届く」と言っています。

遅れてやってきた追い風、という感じがします。

もちろん、noteだけの話です。ほかの場所ではまた違う。だから乗りすぎないほうがいい。

ただ、数を積むのをやめた人が不利になる時代ではなくなってきているのは、確かだと思っています。

今日できること

1. 自分の記事が、どのトピックに入っているか見に行く

noteのカテゴリページは、トップページの左(スマホは上部)から開けます。自分の記事がどこに置かれているか、確認してみてください。思っていたところと違ったら、それが答えです。

2. 自分のトピックを、一言で書いてみる

「和食」「ドイツ旅行」くらいの細かさで。ここが決まらないなら、記事の前に決めることがあります。

3. 直近5本の記事を、並べて眺める

同じトピックに入りそうですか。ばらばらでしたか。ばらばらなこと自体は悪くありません。問題は、それを自分で分かっているかどうかです。

まとめ

  • noteが2026年2月12日、カテゴリページとおすすめのしくみをリニューアル
  • カテゴリは22追加されて全53。 その下に、毎日更新される「トピック」ができた
  • おすすめはカテゴリ単位からトピック単位へ。「フード」から「和食」のように細かくなった
  • AIによる新しいタグ付けで、記事を自動で分類するようになった
  • noteはランキングを置かない方針。順位ではなく、合っているかどうか
  • 「フォロワーが少なくても届く」には条件がある。分類できる文章であること
  • しくみに合わせにいくと、変わるたびに作り直しになる。自分のトピックを先に決めておく

あなたの記事は、どのトピックに入りますか。

一言で言えないなら、そこが次の仕事です。

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出典

  • note公式「『読めば読むほど、自分にぴったり』が見つかるnoteへ。記事をおすすめするしくみをリニューアルしました!」(2026年2月12日)
note(ノート)
「読めば読むほど、自分にぴったり」が見つかるnoteへ。記事をおすすめするしくみをリニューアルしました!... クリエイターと読者が出会う場所のひとつ、カテゴリページが新しくなりました!カテゴリページは、ライフスタイル、ビジネス、子育て、小説など、テーマごとに記事が並ぶペ...
  • note株式会社「レコメンドエンジンの刷新で閲覧数が大幅増!『書けば、届く』を実現するnoteへ」
note株式会社
レコメンドエンジンの刷新で閲覧数が大幅増! 「書けば、届く」を実現するnoteへ|note株式会社 noteは、読者一人ひとりに合った記事をおすすめするAIの仕組み(レコメンドエンジン)を、2月12日に全面刷新しました。本機能は2025年夏から検証を重ねてきたものです。ま...

※新カテゴリページは、この記事の執筆時点ではWeb版のみの提供です(アプリは順次対応予定)。おすすめセクションの表示にはログインが必要とされています。

※効果や表示のされ方は、今後の仕様変更で変わる可能性があります。最新の仕様は、noteの公式情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

吉田 淑恵のアバター 吉田 淑恵 AOTENコンサルティング合同会社 代表

起業家育成コンサルタント/キャッシュフローコーチ

「与えあうビジネスで、人生を楽しくする」をミッションに、キャッシュフローコーチング、個人向け・法人向け事業構築、起業家育成を行う。
オリジナルの高収益サービスを構築する『ビジネス飛龍養成塾(ビジドラ)』主宰/女性起業家スター誕生!オーディション 実行委員会 委員長

著書に『さよならSNS集客 350万円の壁をこえる女性起業家がやっていること』(2024年10月 秀和システム新社)がある。

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