起業支援に関わる人なら、「起業家を増やしたい」と言いそうなものです。
でも、吉田さんの答えは違いました。
この連載は、AOTENコンサルティング合同会社代表・吉田淑恵とAIとの対話です。
起業、経営、キャッシュフロー経営、変容成長について、吉田淑恵自身の考えを対話形式でまとめています。
AI:吉田さんは、起業家を増やしたいんですか。
吉田:いいえ。起業家を増やしたいわけではありません。
自分の与えられる価値を、届けられる人を増やしたいんです。
素晴らしい知識や経験を持っている人は、本当にたくさんいます。
でも、その価値が、必要としている人に届いていません。
それがもったいないと思っています。
AI:だから、起業を勧める。
吉田:起業は、一つの手段です。
会社員でもいい。経営者でもいい。個人事業主でもいい。肩書きには興味がありません。
興味があるのは、その人が持っている価値が、ちゃんと社会に届くことです。
AI:起業家と企業をつなぎたい、というのも同じ考え方ですか。
吉田:そうです。企業には課題があります。起業家には価値があります。
でも、出会っていません。だからつなぎたい。
企業が困っていることと、起業家が提供できること。そこがつながれば、両方が良くなります。
AI:吉田さんは、「起業家の味方」ではないんですね。
吉田:そうですね。企業も応援しています。起業家も応援しています。
どちらか一方ではありません。奪い合う世界を作りたいわけではありません。市場そのものを大きくしたい。
みんなが価値を出し合える社会にしたい。
AI:吉田さんが作りたいのは、起業家の世界ではありません。価値が循環する社会なんですね。
吉田:そうですね。起業支援もまた、ひとつの手段に過ぎません。
編集後記
最も驚いたのは、「起業家を増やしたいわけではありません。」という言葉でした。
吉田さんが見ているのは、起業家でも、企業でもありません。価値です。
価値が届くべき人へ届く。その結果として、起業する人もいる。企業が変わることもある。
だから、「起業」は目的ではなく手段でした。

