吉田さんは、「変容成長」という言葉を何度も使います。でも、「人を変えたい」とは言いません。
それは、なぜなのでしょうか。
「変われる」と「変える」。似ているようで、まったく違う二つの言葉について聞きました。
この連載は、AOTENコンサルティング合同会社代表・吉田淑恵とAIとの対話です。
起業、経営、キャッシュフロー経営、変容成長について、吉田淑恵自身の考えを対話形式でまとめています。
AI:吉田さんは、人は変われると思いますか。
吉田:思います。でも、人を変えようとは思っていません。
人は、考え方と言動を選べます。
だから、変わることも選べる。変わらないことも選べる。私は、その力を信じています。
AI:つまり、「変われる」と「変える」は違う。
吉田:まったく違います。変化を強要することはしたくありません。
変わりたいと思わないのであれば、変わらなくてもいいんです。
AI:なぜですか。
吉田:変化を強要することは、過去や現在のその人を否定することになるからです。
私は、それは他者がやることではないと思っています。
実は、かつて子育てをする中では、娘に変わることを強要してきた時期もありました。
でもその時は結局、変わりませんでした。
本人が「変わらないこと」にメリットを感じていたから。
「今のままではいけないとは思ってる。でも今は変わりたいとは思わない。」
そう言われました。
後々、私がそこに気づいた後は、自然と変わっていきました。
だから「変えよう」とすることに、意味はないと思うんです。
AI:でも、コンサルタントや講師という仕事は、「変えてあげる仕事」と思われることもあります。
吉田:そうですね。でも「変えてあげる」という感覚はありません。
本人が、「今のままでは嫌だ。」「もっとこうなりたい。」
そう思ったときに、その変容成長を手助けしたい。それだけです。
変わりたくない人は、そのままでいい。
変わらないことを選ぶのも、大切な選択です。
変わることと、変わらないこと。同じくらい重みがあると思っています。
AI:その話を聞いていて、思い出したことがあります。
吉田さんは以前、「本人が気付いて、学ぶことが大切です。」と言っていました。
吉田:はい。私は、自分の人生は、自分で作る。そう思っています。
だから、気付くのも本人。学ぶのも本人。決めるのも本人です。
AI:では、吉田さんの役割は何ですか。
吉田:私は、気付きや学びを得る場を作ります。
でも、そこから先は、本人の人生です。
AI:自分の人生は、自分で作る、という考え方ですね。
吉田:はい。どこまで変容成長するのか決めるのも本人です。
AI:吉田さんは、人が自分で選べることを信じている人なんですね。
吉田:そうかもしれません。誰かの人生を代わりに生きることはできません。
だからこそ、本人が選ぶことを尊重したいんです。
人を変えるのではないので、あくまでも場の提供なんです。
AI:その考え方があるから、比較もしない。押し付けもしない。ヘイトも生まれない。
全部つながっていたんですね。
編集後記
「比較しない」「強要しない」「ヘイトは何も生まない」と語ってきた吉田さんの言葉の、すべての土台には、「人は自分で選べる」という信頼があります。だから、人を変えようとしない。だから、変わらない選択も尊重する。だから、「あなたはこうすべき」と言わない。「人を変えるのではないので、あくまでも場の提供なんです。」——この一言が、次の対話「場をつくる人」への入り口になりました。

