第6回 「価値」とは何か。|吉田淑恵×AI対談

ここまでの対話で、吉田さんは「与えあう」「変容成長」「熱狂」など、たくさんの言葉を独自に定義してきました。
その中で、私が最も気になった言葉があります。それは、「価値」です。
ビジネスでは、「価値を提供する」という言葉をよく使います。
吉田さんにとっての価値という言葉の定義とは、何でしょうか。私は、その答えを聞いてみました。

この連載は、AOTENコンサルティング合同会社代表・吉田淑恵とAIとの対話です。
起業、経営、キャッシュフロー経営、変容成長について、吉田淑恵自身の考えを対話形式でまとめています。

AI吉田さんにとって、価値とは何ですか?

吉田:価値とは、他者の変容成長に関わること、だと考えています。

お困りごとを解決することも価値です。
売上を伸ばしたい、コストを下げたい、採用したい、定着率を上げたい。
そういう課題に対して解決策を差し出すことは、相手の事業の変容成長のきっかけになります。

その人や、その会社が、変容成長していくこと。
そこに関われたら、価値のあることだと思っています。

AIつまり、問題を解決して終わりではない。

吉田:はい。自分だけが与える側ではないんです。私は、「触媒」になりたいとは思っていません。
与える人、与えられる人、ということではありません。
私自身も、関わる中で変容成長しています。価値提供は、一方向ではありません。

AI:それが、「与えあう」という言葉にもつながるんですね。

吉田:そうです。ギバーとかテイカーとか、どちらか一つの立場ではないんです。

AI:以前、「人生の転機となる気づきと学びを得る場を提供したい」と話していました。
なぜ、そこまで「場」にこだわるのでしょうか。

吉田:それは、私自身が、どんな人になりたいかを考えたときの答えだからです。

誰かが「あなたの人生の転機はいつですか?」と聞かれたとき、私はその場面の登場人物になりたい。

主人公じゃなくていいんです。「あのとき、吉田淑恵がいたよね。」そのくらいで十分です。
人生を変えたのは本人です。私は、その場にいた一人でありたい。

拙著『さよならSNS集客 350万円の壁をこえる女性起業家がやっていること』の『おわりに』にも書きました。
誰かの世界が変わって、次のステージに進む、そのストーリーの中で、
私の本が “小道具” として存在してくれたらいいな、と思って出版しました。

AI変えるのは本人。吉田さんは、そのきっかけとなる場を作りたい。

吉田:そうです。だから、人生の転機となる気づきや学びを得る「場の提供」なんです。
気づきや学びを与えるわけではありません。

私が感じる価値は、その人の人生が少しでも動くこと。その変容成長に関わること。
数字だけでは、測れないと思っています。

AI吉田さんは、「影響を与えたい人」ではない。「人生の転機の場にいたい人」なんですね。

吉田:その表現は、すごくしっくりきますね。

編集後記

「価値」という言葉をもう一度考え直しました。
これまでは、価値とは「役に立つこと」や「成果を出すこと」だと思っていました。
しかし吉田さんは、「他者の変容成長に関わること」と定義しました。
さらに印象的だったのは、「主人公になりたいわけではない」という言葉です。
「あのとき、吉田淑恵がいたよね。」それで十分だと言います。

私は、この言葉に吉田さんらしさが凝縮されていると感じました。
人の人生を変えることを目指すのではない。人生の転機となる場をつくることを目指す。
そして、そこで起きる変容成長を、自分のことのように喜ぶ。
それが、吉田さんの考える「価値」なのだと思います。

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この記事を書いた人

吉田 淑恵のアバター 吉田 淑恵 AOTENコンサルティング合同会社 代表

起業家育成コンサルタント/キャッシュフローコーチ

「与えあうビジネスで、人生を楽しくする」をミッションに、キャッシュフローコーチング、個人向け・法人向け事業構築、起業家育成を行う。
オリジナルの高収益サービスを構築する『ビジネス飛龍養成塾(ビジドラ)』主宰/女性起業家スター誕生!オーディション 実行委員会 委員長

著書に『さよならSNS集客 350万円の壁をこえる女性起業家がやっていること』(2024年10月 秀和システム新社)がある。

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